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私のすきな音楽たち

Published at December 9, 2020 4:26 a.m.
Edited at December 9, 2020 4:46 a.m.

こんにちは、やまこ (@yamako@fedibird) です。

これは、 あなたの『好き』はどこから?(技術・酒・食べ物・趣味・推し・乗り物なんでもどうぞ!) Advent Calendar 2020 の 9 日目の記事です。

私について

ローカルタイムラインのない Mastodon インスタンス Fedibird に生息している、IT エンジニアっぽい生き物です。

お絵かきが好きで、ハートフル創作百合まんが「なかよし おねえさんたち」を投稿したりしています。よろしくお願いします。

私のすきな音楽たち

なにについて書くかめちゃくちゃ悩んだのですが、きょうは私の好きな音楽について描きたいと思います。

人生における時系列をばらばらと書いていきます。話題が発散してしまったらご容赦を。

幼少期

私はバブル期の生まれで、1980年代にかけて幼少期を過ごしました。

インターネットなんてなかったこの時代、人々の情報源はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌でした。そして音楽を聴くことができるのはテレビ、ラジオ。これらで流れてくる音楽が、私の原体験のひとつになっています。

当時は「ベストテン」とか「歌のトップテン」といったテレビ番組があり、毎週のようにヒットソングを流していました。当時の私はわりと甘くてドラマチックな音楽を好む傾向があり、「メリーアン」でヒットを飛ばしていたアルフィーが大好きでした。

レコード屋(CDとかありませんでした)で買ったアルバム「PAGE ONE」を何度も聴いておりました。これはマジで名盤だと思います。最近のアルフィーは知りませんが、このあいだCD屋で還暦を過ぎた彼らの姿をみかけて嬉しくなりました。

アルフィーのほかに好きだったのは「ドラえもん」のレコードです。私が小学校一年生のときにコロコロコミック創刊、そして映画「のび太の恐竜」が公開され、まさにドラ直撃世代でした。

いまほどアニメ音楽が多様ではなかったあの時代、ドラえもんのレコードには夢がたくさん詰まっていました。映画のサントラ、レコードオリジナルの曲。どれも大好きでした。

また、姉の影響ですこし年齢層が上のアニメや漫画にも親しんでいて、「サイボーグ009」や「地球へ…」のサントラもめちゃくちゃ聴きました。どっちもいま読んでもめっちゃおもしろい名作です、読みたくなってきた。

話がそれそうなので次へ移ります。

青年期

1990年代以後、バブルは弾けてちょっと世紀末感が漂うころ。

中学・高校時代、吹奏楽部に所属していた私は、クラシック音楽のCD(このころはCDが出てきていた)に積極的に手を出していました。

たくさん好きな曲があり、好きな作曲家がいますが、いちばん好きだったのはブラームスでした。実家にはなぜか大きなステレオがあり、それでよくブラームスの交響曲1〜4を聴いていました。

ほかに好きな作曲家はチャイコフスキー、シューベルト、ドボルザークなどでしたが、クラシック音楽に関してはあまりこだわらず有名なものを片っ端から聴いていました。やっぱり数百年を経て生き残っているだけあって、名曲揃いなので。家の近所の図書館でCDの貸し出しをしていて、ありがたかったのを覚えています。

また、姉の影響で佐野元春をよく聴いていました。彼のアルバム「Cafe Bohemia」や「THE CIRCLE」などはいまだにヘビロテしています。とくに「THE CIRCLE」はメンタルがやられてるときに聴きたくなる傾向があり、メンタルヘルスを図る個人的な指標になっております。

それからこの時期にハマった音楽で外せないのが、当時ロックバンドを率いていた泉谷しげるです。彼についてはテレビタレントやフォークシンガーのイメージが世間的に強いと思いますが、じつはこの時期、めちゃくちゃ濃いロックの名作アルバムを連発していたのです。

「吠えるバラッド」「90'Sバラッド」「叫ぶひと囁く」「IZUMIYA SELF COVERS」「WILD BLOOD」… 錚々たるメンバーぞろいのバンド「LOSER」が叩き出す音楽、それらが生み出すアルバムの数々に、私はすっかり虜になっていました。

いろいろと難しい問題を抱えていた当時の私のメンタルに、荒々しいながらもまっすぐに飛び込んでくる泉谷しげるの音楽は、心地よさを与えてくれていました。なので本当にものすごくメンタルが病むと、泉谷しげるを聴きたくなります。実際にうつ病で休職していたときはメンタルクリニックからの帰り道(の電車)でずっと聴いていました。ここまでくると明らかにヤバい状態なので、指標としての役割は果たさないのですが。

大人期

社会に出て、私は IT 企業で働きましたが、あからさまに時間がなくなり、空き時間でゲームばかりやるようになりました。ゲーム自体は子供の頃からずっとやっていたのですが、なんというか気晴らしがほかになにもないというか、心の拠り所がないというか、そんな感じでした。

なので、聴く音楽はゲーム音楽が中心でした。ドラクエやFFなどの有名どころはもちろん、遊んで気に入ったゲームはサントラも(あれば)買うようにしていました。

ゲーム音楽はたくさんありすぎて紹介に悩むのですが、かなり好きなのは「ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト」のサントラです(タイトル長っ)。ニンテンドーDSで出たゲームですが、とにかく良すぎてDSのフタを開けっ放しでずっと流していたほどです。

あとは「スプラトゥーン」シリーズの音楽も好きですし、ファミコン版「ウィザードリィ」 の音楽も好きです。「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」のサントラも大好きですね。Switchに移植されないかな…(話がそれている)

そして現在

ゲーム音楽はいまも聴いていますが、ほかにも聴いています。

そのひとつがアストル・ピアソラのタンゴです。「Libertango」は有名なので聴いたことがあるひともいるのではないでしょうか。美しく、激情に溢れ、しっかりした曲調、どれも名曲揃いです。

いろんな人がピアソラの楽曲をカバーしていますが、私のおすすめはピアソラ本人による演奏です!!これは譲れません!!!(こぶしを握りつつ)
ここまで何もリンクを貼らずに書きなぐってきましたが、本人演奏はわりと探しにくいので Libertango が収録されているアルバムの Amazon リンクを貼ります。アフィリエイトはついていません: https://www.amazon.co.jp/dp/B000001H8A/

でもここまで書いておいてなんですがピアソラ本人演奏を聴くのはわりと困難だと思いますので、みなさまお好きなアーティストの演奏で聴いていただければ幸いです。(急に弱気)

あとは去年知ったばかりなのですが Nujabes も好きです。ジャンル的にはヒップホップらしいです。若くして亡くなられたアーティストなのでアルバムの数は多くないのですが、どれも笑ってしまうぐらい名曲ぞろいです。楽曲の傾向としては私が好きな音楽にしては珍しく穏やか…ですかね…? まあもうアラフィフなので… 昔を懐かしみたい。

これから

先のことはわかりませんが、いいなあと思える音楽との出会いがあったらうれしいですね。

まとめ

バラバラっと書いてしまいましたが、つまるところ「音楽はいいですよね」という話です。

好きなものの話をしだすと止まらないオタクのようになってしまいましたが、なにかひとつでも楽しいと思ってもらえたのでしたら、幸いです。

明日はどんな記事が読めるのでしょうか。楽しみですね。